このブログは、沖縄那覇で35年間多くの沖縄在住の男女のお見合いカップルをサポートしてきた結婚相談所「つがい」の女性カウンセラーが書いています。
お見合いで女性からお断りする背景
沖縄の結婚相談所でお見合いをされた男女の振り返りを伺っていると、お断りを出すのは、やはり女性側のほうが多いという傾向があります。
男性は、
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緊張してうまく話せなかったけれど、また会いたい
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共通の話題があって楽しかった
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せっかくのご縁だから次に繋げたい
と、前向きに感じてくださることが多いのですが、女性は少し違う視点でお見合いを振り返っています。
表面上は、ニコニコと楽しそうに会話しながらも、
内心では、
「結婚相手として一緒に未来が描けるかどうか」
を、とても冷静に判断しているのです。
そのため、女性が「基準に届かなかった」と感じた場合は、穏やかな雰囲気のままでも“お断り”という答えになることがあります。
とはいえ、女性はカウンセラーに対しても本音をストレートに言うことはあまりありません。
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「いい人でしたが…次は大丈夫です」
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「うーん…考えます」→その後そのままお断り
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「ちょっと疲れちゃったかも…また連絡します」→お断り
このように、柔らかい表現が多いため、
男性には
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価値観が少し違ったようです
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フィーリングの問題かもしれません
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今回はご縁が繋がらなかったようです
と、お伝えすることもあります。
しかし、その背景には必ず“具体的な理由”や“女性の感じたこと”が存在します。
ただ、それを本人が直接伝えることはほとんどありません。
結婚相談所つがいでは、お見合いの振り返りやカウンセリングをとても大切にしています。
女性側の気持ちを丁寧にヒアリングしたうえで、男性にとってプラスになる改善点を、分かりやすくお伝えするようにしています。
- 「地雷だったなんて知らなかった…」
- 「もっと早く気づいていれば違ったかもしれない…」
と後からショックを受けてしまう前に、ぜひこれからお伝えする内容をチェックして、ご自身の婚活に活かしていただけたら嬉しいです。
お見合いで女性がお断りしている主な理由
女性がお見合いをお断りする時には、必ず理由があります。
ただし、その多くは“直接は言わない理由”です。
いわゆる一般的な以下の項目は、男性がクリアしていることを前提にお話しさせて頂きます。
- 清潔感(寝癖無し、髭の剃り残し無し)
- 目を見てしっかり挨拶している
- 遅刻していない
- 服装が、ヨレヨレやだらしなくない、カジュアルすぎない
話している会話の内容(話題)がお断りに繋がっている傾向があります。
男性が何気に話しいる話題から、女性がどのように感じ、結婚をイメージした場合、どのようにお断りに繋がっているかを解説させて頂きます。

お見合い後の女性の振り返りを聞いていると、“話した内容”や“聞き方”が、お断りに繋がっていることがよくあります。
男性ご本人は何気なく話しているつもりでも、女性はその言葉から 結婚後のイメージ を自然と思い描いています。
ここでは、よくお断りの理由となっているポイントを順番に解説します。
自分の話が多すぎる
会話はキャッチボールで成立しますが、お見合いでは男性のほうが緊張で頑張りすぎてしまい、
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気づいたら自分ばかり話していた
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8割くらい自分の話になっていた
こういった状況はよくあります。
頑張って話そうというお気持ちはとても素敵ですが、聞き役にまわる時間が少ないと、女性は
「話を聞いていることが多く、ちょっと疲れた…」
という感覚になりがちです。
特に多いのが、仕事の話が長くなってしまうパターンです。
女性は男性の仕事に興味はありますが、
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専門的すぎる話
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職場の人間関係
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細かいエピソードの羅列
このあたりはついていけず、疲れやすいところです。
仕事の話は“軽めに概要だけ”がおすすめです。
あとは、女性の個人情報を聞き過ぎないことです。
最初のお見合いでは、女性は自分の詳細な情報は慎重に話します。
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「どこの会社ですか?」
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「那覇のどのエリアですか?モノレールの駅は?」
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「実家?一人暮らし?」
と踏み込みすぎる質問は控えましょう。
女性は、最初のお見合いで自分の詳細な情報を答えたくない方がほとんです。
・男性が仕事の具体的な話をし過ぎない
・お見合いでは、女性の詳細な個人情報は聞き過ぎない
話し方や態度が“面接っぽい”と感じる
真面目な男性ほど、しっかり会話しようとして質問が多くなり、知らず知らずのうちに“面接の空気”になってしまうことがあります。
・僕から自己紹介しますね…その後、「では、〇〇さんお願いします。」(これでは面接です)
・結婚後も仕事は続けたいですか?子供は何人くらい欲しいですか?⇒初対面から聞かないようにしましょう
・後輩が使えなくて…上司も使えない(言い方がきついのでやめましょう)
・前回の女性と違って話しやすかったです(過去の女性と比べるのはやめましょう)
これらは悪気がなくても、女性は萎縮してしまいます。
女性は、お見合いの1時間を穏やかに心地良いと感じた男性に交際希望を出します。
機械的やマニュアル的な一問一答形式の会話では、女性の気持ちは動きません。
お見合いの段階では、まだお互いのことを深く知らない状態です。
そのため、女性は “無理なく自然に話せる相手かどうか” をまず大切にします。
価値観の確認は大切ですが、
初対面の段階だと、女性はまだ“未来の話”に気持ちが追いつかないことがあります。
タイミングは、仮交際に進んでから少しずつで十分ですよ。
また、意識してほしいのは“言葉の柔らかさ”です。
女性本人を否定していなくても、強めの口調や辛口の意見が続くと
「この先の交際で、私が傷つくことがあるかも…」
と不安につながり、お断りになる場合があります。
会話泥棒・否定トーク
女性が話している途中で、
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「それ知ってます!」
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「本当は、〇〇の方がいいですよ」
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「原作はもっとよくて…」
と、話題を上書きしてしまうことを“会話泥棒”と言います。
また、女性の言動を無意識に否定してしまうと、
男性「コンビニは高いから、僕はスーパーで買います」
女性は
「あ…否定された」
と感じやすく、その積み重ねが“お断り”の理由になります。
会話は 半分ずつ・キャッチボール のイメージで、やさしく寄り添う姿勢を大事にしてください。
“忙しすぎる男性”に女性は不安を持ちやすい
仕事に真剣な男性はとても魅力的です。
ただ、話の中で
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平日は、ほぼ残業
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土日は、趣味でスケジュールいっぱい
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長期の資格勉強をしたい
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大型の趣味(海外旅行・高額な趣味)を強く語る
こういった情報が多く出ると、女性は
「結婚したら、家事や育児は私だけになるかも…」
とイメージしやすくなります。
“趣味や夢”は素敵ですが、
初対面では控えめにしておくと印象が良くなります。
家族との距離が近すぎると、女性は慎重になる
家族と仲が良いのはいい事ですが、あまりに距離が近いと女性は不安になります。
沖縄は内地に比べると家族や親戚との付き合いが深いとは思いますが、結婚後すぐに同居ありきのような発言は控えた方がいいです。
- 親子ローンで一軒家を建てている。(マンションを購入している)
- 父母の面倒を一緒に見てもらえると助かる
- 服を褒められた時に、これ母が買ってきてくれたんです。と言ってしまう。
- 一人暮らしの経験を訪ねられた際に、実家だとご飯が出てくるので便利(楽)という表現をしてしまっている。
- 毎週末、実家に帰り、ご飯を食べたり、食事に行ったり、生活品等を買ってもらっている。
- 婚活していることを逐一、家族に報告している。または、親がこういう女性を望んでいるんですよ。みたいな発言をしてしまっている。
- 俺は長男だから、仏壇を守って行く必要がある。
何気なく、家族のことを話していると思いますが、このような発言は女性がプレッシャーを感じてしまうので、控えた方がいいです。
女性が交際したい男性とは
(“お断りされにくい男性”の共通点)
ここまで読んでくださった男性の中には、
「仕事も深く話せない、趣味の話も控えめ、家族の話も慎重に…じゃあ一体どうしたらいいの?」
と感じた方もいるかもしれません。
安心してください。
女性が交際したいと感じる男性に必要なのは、決して“話題の引き出しの多さ”でも“完璧な会話スキル”でもありません。
女性が大切にしているのは、
会話の内容そのものより、話している時間が “心地よい” かどうか
です。

「沈黙しないように話さなきゃ…」ではなく“聞く姿勢と寄り添い方” がポイントになります。
女性は「内容」より“雰囲気と心地よさ”を重視します
婚活ではどうしても「何を話すか」に意識が向きがちですが、女性にとっては
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落ち着いて話せる
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緊張せずに自然体でいられる
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否定されない・奪われない
-
やさしく受け止めてもらえる
このような “安心できる空気感” のほうが大きな評価ポイントになります。
女性は、初対面の段階では「ドキドキする恋愛感情」より
“この人となら自然に会話が続けられそう”
という“居心地の良さ”で判断する傾向が強いです。
優しさや、柔らかい雰囲気の男性に安心しやすいので、会話の作り方がとても大切になります。
話をきちんと聞ける男性は、それだけで印象が上がる
女性は、女性同士だとカフェで“特に結論のない話”を何時間でも楽しめます。
これは、
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話すこと=好き、楽しい
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聞いてもらえること=安心
という感覚があるからです。
男性の皆さんが想像する “論理的な会話” とは少し違います。
だからこそ、婚活の場では
「的確な会話」より「安心して話せる相手」
が、女性の交際希望につながります。
ただ聞くだけではなく、やさしい共感+会話を戻す
「女性の話を聞こう」と意識しすぎると、逆に“相づちだけ”になってしまう男性も多いです。
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「分かります」
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「いいと思います」
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「そうですね」
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「すてきですね」
これらは否定していないので悪くはありませんが、“機械的”に聞こえてしまうことがあります。
女性は敏感なので、「合わせてるだけ?」と感じてしまうこともしばしば。
そこで有効なのが、“共感したあとに軽い質問を添える” テクニック
男性「本当ですね。過ごしやすくなってきて嬉しいです。〇〇さんは、秋になると楽しみにしていることってありますか?」
ポイントは、
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共感で気持ちを受け止める
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小さな質問で自然に会話を返す
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相手の話を広げることに集中する
この3つだけです。
これだけで、女性は
「ちゃんと私の話を聞いてくれる」
「自然に会話が続く人だな」
と安心し、好印象になります。
“共感ミス”に注意
(否定につながる何気ない一言がNG)
男性「そうですよね、毎年暑くて嫌になりますよね。電気代も上がるし…」
これ、一見自然ですが
女性からすると“気持ちを否定された”ように感じることがあります。
✔ 女性は「共感」ではなく「共鳴」を求めています
✔ ネガティブな返しは避ける
✔ 明るい話題にスライドさせると印象が良い
まとめ|女性が「交際したい」男性の特徴
いかがでしたか?
なんとなくでもイメージは掴めたでしょうか?
まずは、
- 自分ばかり話さない。
- 女性の基準で結婚後にネガティブにイメージされる会話は控える。自分の価値観を主張し過ぎない。
- 女性の価値観を否定しない。
その上で、女性に寄り添い、共感する姿勢を持つ。
最後に、会話は日常的なたわいもない話題から共通点を見つけて、お互いにキャッチボールをしながら広げて行き、穏やかで心地良い1時間を過ごせれば、女性はもう一度会ってお話ししたいと思っております。
- それが、うまくできないんだよ…
- やっているつもりだけど…
- そもそも、女性と楽しい会話をしたことがない。
- 会話が苦手…
会話が苦手なまま、お見合いを続けていても、いつまで経っても同じ状況が繰り返されてしまいます。
会話を改善して、結婚相談所でのお見合いから仮交際に繋げたい、女性と恋愛関係を築きたい、結婚したいと思っている沖縄の男性に女性との会話のイロハからお伝えし、婚活をサポートしているのが、「結婚相談所つがい」の特徴です。
この記事に思い当たる点があり、婚活が長期化している沖縄在住の男性であれば、無料相談でお悩み伺います。